■ ID | 247 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | レーザーメタン検出器を用いた処分場地表面からのメタン放出地点のスクリーニング |
■ 著者 | 山田正人
国立環境研究所 石垣智基 国立環境研究所 井上雄三 国立環境研究所 長森正尚 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター 高田光康 神戸市環境局 |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2003 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第14回廃棄物学会研究発表会、平成15年10月22日 |
■ 抄録・要旨 | 処分場から放出されるメタンは、操業時または跡地において、火災や爆発等の事故防止、安定化の指標という観点から定期的な監視が必要である。本報は、都市ガス漏洩の探知に用いられるレーザーメタン検出器を用いて、フラックス放出地点のスクリーニングの可能性について検討した。
メタン放出地点の探知ヒット率は75%で既報にある赤外線サーマルビデオカメラによる地表面温度測定(ITVC)で得られたヒット率約80%と同程度であった。ただし、メタンフラックスが0.01g/m2/hr以下で量的な関係がみられず、ITVCに比べて低濃度域での検出感度が劣っていた。しかし、ITVCによる探知の弱点である日射や表面植生の影響を受けにくいという特徴があり、現場の状況に応じた両者の併用が探知率の向上につながる。 |
■ キーワード | 最終処分場、埋立地ガス、メタン、地表面フラックス、レーザーメタン検出器 |
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